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三叉神経痛

三叉神経は顔面の感覚を脳に伝える神経です。脳幹から出る三叉神経が血管によって圧迫されることにより痛みが出現します。三叉神経は左右それぞれ3つの枝(眼神経、上顎神経、下顎神経)に分かれ、眼の上、頬、顎に分布し、この範囲に合わせて痛みがでます。

三叉神経痛の痛みは非常に強く、電気が走るような痛みが出ます。洗顔、食事などの動作で引き起こされ、季節によって痛みが変動するのも特徴です。

診断はMRIで神経が血管に圧迫されている所見や、数%で脳腫瘍による圧迫が確認できることがあります。また、帯状疱疹後三叉神経痛、副鼻腔炎、群発頭痛、舌咽神経痛などとの判別が必要になります。

治療はカルバマゼピンという薬を内服する事で8割以上の人で一時的に痛みが消失あるいは改善します。内服薬で改善しない、薬の副作用で内服できない場合は手術療法(微小血管減圧術)もしくは放射線治療を検討します。

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