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片頭痛

片頭痛は頭の片側が痛むことに由来しますが、片頭痛でも両側の頭痛を経験する方が4割程度います。片頭痛は前兆のあるなしで「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」に分類されます。

前兆は頭痛の始まる10〜20分前に起こる症状で、キラキラ、ギザギザの光(閃輝暗点)、視野が欠けるなどが最も多くみられます。

片頭痛発作は通常4〜72時間続き、頭の片側に拍動性の痛みが出ることが特徴的です。階段の昇り降りや日常的な運動により頭痛が強くなる、吐き気、嘔吐を伴う、光や音、においが敏感に感じるなどの症状が出ることもあります。

片頭痛の治療は頭痛発作が起こったときになるべく早く頭痛薬を使用する急性期治療と、頭痛がない日も予防的に薬を投与する予防療法があります。

急性期治療は症状により、アセトアミノフェンやアスピリン製剤を用いたり、トリプタン製剤を使用したりします。予防療法は内服薬の場合に塩酸ロメリジンやプロプラノロール、バルプロ酸などが用いられます。近年は注射薬のCGRP関連予防薬(アイモビーク、アジョビ、エムガルティ)が認可され、片頭痛発作の出現回数の減少が認められています。

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