認知症
認知症は単なる「もの忘れ」と異なり、頻繁なもの忘れで日常生活・社会生活に支障が出るものをいいます。認知機能の低下により、記憶力・判断力・注意力の低下や、計画を立てて実行する(遂行機能)ことが難しくなり、もともと出来ていたことが出来なくなったり、手間取るようになったりします。
生活に支障はないものの、もの忘れが目立つものを軽度認知障害(MCI)とよび、正常と認知症の中間的な状態のため、この段階で発見、原因究明し予防・治療に結びつけることが重要になります。
最近のデータでは、65歳以上の高齢者の約15%が認知症で、認知症と軽度認知障害を合わせると30%近くになり、85歳以上で60%以上、90歳以上では80%以上の方が発症しています。
認知症の原因で最も多いのはアルツハイマー型認知症で認知症の60%以上を占めます。次いでレビー小体型認知症、血管性認知症が多いといわれています。
大切なのは病気の原因によって予防法や治療法が異なるため、早期発見し適切な方針を立てることです。
当院では
- 高齢者の運転免許更新のための診断書
- 介護保険申請の「主治医意見書」
- 介護サービスで利用する施設への情報提供書
- 訪問看護、訪問リハビリテーション指示書
- 精神障害者保健福祉手帳
- 身体障害者手帳
- 自立支援制度
- 成年後見人制度
- 障害年金
- 高度障害保険金(生命保険)
などの書類作成が可能ですので、お気軽にご相談ください。